発熱が生じる小児の疾患【看護師サポートナビ】

子どもの熱が5日以上下がらないときに考えられる疾患

子どもは病気にかかることが多く、
38℃を超える高熱を出すことも多いです。

 

しかし、ほとんどの場合、適切な治療やケアによって、
3日ほどで熱が下がり、症状がよくなってきます。

 

一方5日以上、熱が下がらないときは、
上気道炎をこじらせている可能性がありますし、
上気道炎以外の原因が潜んでいる可能性が高くなります。

 

ですから、5日以上発熱が続いているような場合は、
血液検査や胸部X腺検査などの詳しい検査が必要になります。

 

咳嗽が激しい

 

咳嗽が激しいときは、気管支炎、肺炎、マイコプラズマ感染症などを疑います。

 

一度熱が下がった後の高熱と発疹

 

一度熱が下がった後、高熱と発疹が現れた場合は、
麻疹を疑います。

 

季節的な疾患

 

季節的な疾患によって、高熱が続く場合もあります。

 

季節的な疾患とは、夏に流行するプール熱(咽頭結膜熱)や、
冬に流行するインフルエンザなどがあります。

 

川崎病

 

頸部のリンパ節腫脹、眼球結膜の充血、手足の腫れなどが見られる場合は、
川崎病を疑います。

 

その他

 

子どもの場合は、熱中症や脱水などによっても
発熱が起こる場合があります。

 

さらに、リウマチ熱や関節リウマチ、白血病などでも
長期間熱が続く場合があります。

 

子どもが熱を出した時には、熱の高さ、発熱の持続日数、
そして、そのほかの症状はどのようなものがあるかを丁寧に観察することが必要です。

 

また、小さな子どもの場合は、自分で体の不調を上手に伝えることができません。

 

日ごろの平熱を把握したり、いつもと違う様子が見られるときには
注意して観察することが必要です。