発熱が生じる小児の疾患【看護師サポートナビ】

子どもの水痘

水痘とは、水疱瘡(みずぼうそう)のことです。

 

子どもに多くみられる病気です。

 

水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染すると発症します。

 

水痘・帯状疱疹ウイルスは、水疱瘡が治っても、
三叉神経節や脊髄後根神経節に潜伏します。

 

その潜伏しているウイルスは、
加齢などがきっかけになってウイルスが再活性化し、
帯状疱疹を発祥することがあります。

 

水痘の症状

 

水痘は、突然発熱し、発熱と同時に全身に直径3〜5mm程度の
盛り上がった紅い発疹が現れます。

 

水痘・帯状疱疹ウイルスの潜伏期間は、14日で、
保育園や幼稚園などで流行している場合に
感染することが多いです。

 

水痘の湿疹は、中心部に小水疱が形成され、
そのうち痂皮となって2〜3週間ほどで治ります。

 

発熱とともに、小水疱が次々と出てきたら
小児科を受診してもらうようにします。

 

病院では、診断を確定し、抗ウイルス薬による治療が必要かどうかを判断します。

 

年齢が高い子どもや成人、基礎疾患のある人に対しては、
なるべく早期に治療をする必要があります。

 

また、家族に基礎疾患がある人がいる場合も、
予防が必要なことを伝えます。

 

家族に、水痘にかかってことがない人がいる場合は、
潜伏期間内に水痘ワクチンを接種することによって
発症を阻止することができる可能性が多いことを伝えます。

 

水痘は他人への伝染力が強いです。

 

全ての水泡が痂皮になるまで通園や通学は控えます。

 

水痘の合併症

 

水痘の合併症としては、
皮膚病変部の二次的な細菌感染が見られることがあります。

 

また、肺炎や脳炎、髄膜炎などの合併症を引き起こすことがあります。

 

水痘の検査

 

水痘は、皮膚状態を見ると、診断することができます。

 

他の病気との区別が必要な場合や、
早期に診断を確定する必要がある場合は、
水泡の中にある細胞を調べ、VZV抗原を検出する検査を行います。

 

水痘の治療

 

乳幼児の場合は、軽症出ることが多いので、
非ステロイド性解熱鎮痛薬や抗ヒスタミン薬を使用し、
なるべく安静にするなど対症的治療を行います。

 

年齢が高くなってくると重症化することが多くなります。
ですから、抗ウイルス薬の内服薬を用い、
安静にするなどして治療します。

 

水痘の予防接種

 

水痘の予防接種を受けても、20%の人は水痘にかかるといわれています。
ですが、予防接種をうけていれば軽く済みます。